羊腸がはめにくい!ソーセージスタッファーのノズルと羊腸の太さについて

ソーセージ作りの道具

最近、羊腸がはめにくいという質問が多くなってきています。

はめにくいという方に使用している道具について伺うと

「ソーセージスタッファー」でした。

さらに、スタッファーのノズルサイズを伺うと、

直径が15mmもしくは16mmのものを使っているという回答です。

 

直径が15mmや16mmのノズルは 豚腸用 なのです。

豚腸用ノズルに無理に羊腸をはめようとしているため「はめにくい」となっていました。

 

現在市場に流通しているソーセージスタッファーのほとんどが中国製ですが中国ソーセージは豚腸を使うのが一般的なので、羊腸については考えられていないのでは?と思っています。

 

実際、羊腸用として細いノズルが付属されている中国製スタッファーもありますがノズルサイズは10mmです。

10mmは羊腸に使えますが、粗挽きなど肉の固まりが入るソーセージには使えません。(肉の通る道が細いので詰まってしまいます)

以下のノズル写真は左から10mm、16mm、20mm、30mm、40mmです。

一般的な羊腸の最適なノズルのサイズは12~13mmです。

当店で扱っているドイツ製のスタッファーのノズルは12mm、手作り用の口金羊腸用は12mmです。

 

これからスタッファーの購入を検討される方で、普通サイズの羊腸(19~22mm)を使いたい方は12mmか13mmのノズルがついているスタッファーを選ぶようにしてください。10mmと16mmのノズルだけの製品は作業効率が悪くなる、もしくはほとんど仕事にならない可能性がありますので選ばないようにしてください。

写真は10mmと16mmのノズル

 

スタッファーを持っていて16mm前後のノズルでどうしても羊腸を使いたい場合は、業務用羊腸を検討してください。

16mm前後のノズルに合う業務用羊腸は

業務用羊腸(24~26mm)

業務用羊腸(26~28mm)

です。

こちらでしたら16mmのノズルにも快適に使うことができます。

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