「魚肉ソーセージにチャレンジしているんだけど美味しくできないんです・・・」
というご連絡をいただきました。
そこで、魚肉ソーセージを作ってみることにしました。
いままで魚肉を使ってソーセージを作ったことはありませんので初挑戦です。
美味しくできたらいいのですけど。。。
レシピのベースはネットで探したかまぼこの作り方です。
それをソーセージ用にアレンジして行ってみることにします。
たらの切り身を買ってきました。
血合いと骨の皮は使わないようにして白身の所だけ切ります。
血合いを入れないと、使える部分が少ないですね。
材料はタラの切り身の他に塩、砂糖、黒コショウ、ニンニクパウダー、氷です。
氷をフードプロセッサーに入れて砕きます。
そして残りの材料全部入れます。
10秒ほどでプリプリになりました。
以外と簡単で嬉しいです。
こんな感じです。もうこれで良さそうです。
でも、もう一つ実験したかったのがありまして、
豚の背脂をいれたバージョンも作ってみたかったのです。
完成した生地を半分取り出して、残りの半分に
カットした豚の背脂を混ぜ合わせます。
混ぜ合わせるといっても、フードプロセッサーにかけます。
ちょっと背脂の固まりが残っている状態で終了します。
こちらも10秒くらいでした。
背脂入りの生地はこんな感じです。
2種類の生地を別々に腸詰めします。
背脂なしの生地を腸に詰めていきます。
腸の太さは18~20mmを使用しました。
なんか見たことの無い色で戸惑います。
リンキングしました。
ボイルしないで蒸してみました。
かまぼこは蒸すので、かまぼこみたいだから蒸してみようという単純な理由です。
70~75℃で30分蒸しました。
すぐに氷水に入れます。
冷やしたら、すぐに試食ということで期待でワクワクしながら食べてみたのですが・・・、
なんか魚臭さがあって、いまいち美味しい感じがしません(-_-)
夕飯に食べることにしました。
焼いて食べます。フライパンにオリーブオイルをしいてコロコロころがしながら焼きます。
もうちょっと焼きたかったのですが、子どもが夕飯を待てなくてこのぐらいで焼きは終了です。
一本破れてしまいました。
食べてみると・・冷やした後に食べた時より美味しいです。
焼くと魚っぽいニオイが少なくなりました。
こちらが背脂が入っていないタイプです。
そして、こちらが背脂が入っているタイプです。
背脂が入っているほうは、背脂の香りもプラスされてよりいい感じです。
まとめますと、
残念ながらまた食べたい!っという感じにはなりませんでした(^_^;)
ニオイと味が良くないですね。
タラの鮮度も影響しているのかもしれません。
良かった点もあります。
プリッと感はすごく出ていて食感は良かったです。
美味しい!という感じではなかったけど、レシピ(背脂入れないタイプ)がこちらです。
魚(タラ) 250g
塩 6g
砂糖 6g
黒コショウ 小さじ1/2
ニンニクパウダー 少量
※背脂を入れるタイプは、上記生地の半量(150g)に背脂50g、卵白20gを足して作りました。
再チャレンジしようと思います。
[追記]
魚肉ソーセージを作った当日にこの記事を書きました。
あまり美味しくないな~と思いながらも、捨てるのはもったいないので、作った魚肉ソーセージは少しずつ食べることにしました。
翌日ぐらいから、ニオイが良くなり、あれっけっこう美味しいんじゃない?と思うようになりました。
作ってから2日後は、変なニオイもなくなり、タラの良いにおいが残っているようです。
なぜ、においが変わったのかは分かりませんが、冷蔵庫で保管している間に変化したようです。
豚肉で作る普通のソーセージも同じように、作りたてより、一晩たったソーセージの方が断然美味しいので、同じなのかな~と思っています。
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