何度もいいますが、夏のソーセージ作りは温度管理をしっかりしないと失敗します

失敗ソーセージ

何回もいいますが、夏はソーセージが作りにくい季節です。温度が上がると肉が結着しないでボソボソソーセージになってしまいます。

ソーセージ作りに慣れている方からも夏になるとソーセージがうまくできないと相談が多くなります。

「うまく行くときと行かない時があるんだけど、仕入れる肉の問題ですかね」、「いままでうまくいっていただんだけど、急にできなくなったんだけど、肉や腸に問題があるのでしょうか」などです。問題は温度です。どこかで肉の温度があがってしまっているのです。

ですのでソーセージ作りをおこなうときは温度計をつかって要所長所で温度を測りながらおこなうといいです。私も夏にソーセージを作ると15℃くらいになるときがあります。腸詰めをしてリンキングをして、ボイルする直前の温度が15℃くらいになります。

少しの間、15℃になるのはいいのですが、15℃以上になって10分以上経過しますと、失敗ソーセージになる可能性が高いです。

温度が上がってしまい肉が結着しない失敗ソーセージは、ゆでたハンバーグのようになります。ボソボソ、ザラザラです。このソーセージをフライパンで焼くと皮の中に溶けた脂と水がたまります。その水と脂が沸騰してはねることがありますので注意して下さい。また炭火で焼くと、皮が破けて肉汁(肉汁というか脂と水)が流れだし、バラバラになった肉が網の上に残るというさみしいことになります。

夏はソーセージ作りは難しい季節ですが氷の2重ボウルなどを使い、ゆでる直前まで低温を維持して下さい。低温で作れば大丈夫です。夏も美味しいソーセージ作り頑張って下さいね。

失敗ソーセージ写真を載せます。すごい失敗というわけではありませんが、結着が悪く食感がボソボソした感じになったソーセージです。

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