前回(「手作りソーセージの皮を簡単にパリッとさせるいい装置(家電)をみつけました!」)に引き続き、再度、家庭用コンベクションオーブンを使ってソーセージの乾燥をおこない、スモークソーセージを作ってみました。
前回は乾燥させすぎでソーセージの皮が固かったので、今回は乾燥時間をすくなくしておこなってみました。
また、生地作りをエマルジョンではなく手練りでやってみて、どうかも一緒におこないました。(本当は別々におこなったほうがいいのですが・・)
下の配合でおこないました。
豚挽肉 400g
氷水 100g
塩 10g
砂糖 15g
マイスターミックスパイス 4g
ニンニクパウダー 1g
ソーセージの生地作りです。
材料を全て入れます。
5分くらい練ると結着がでます。
腸詰めしてオーブンのトレイに並べます。(羊腸2m)
ソーセージの乾燥用に購入した家庭用のコンベクションオーブンに入れます。設定は60℃20分です。
10分経過後、ソーセージの上下をかえるために取り出しました。いい感じに乾燥されています。
乾燥20分後のソーセージです。このあと燻煙します。
スモーカーにセットしました。
燻煙も今回は短くして10分にしてみようと思います。
こちらも、5分後にいちどソーセージの上下をうらかえして、煙がまんべんなくあたるようにしています。
燻煙が終わりましたらボイルです。
70~75℃で20分間ボイルします。
ボイルの後は氷水に入れて急冷します。
完成しました。
皮はパリッとしています。
固さはも丁度いいです。
燻煙の濃さもいいですね。
肉は・・・ちょっとボソボソしています。
やはり、スーパーの解凍肉&手練りは結着が悪いですね。
現時点で、コンベクションオーブンFVX-M3A-Wを使ってモークソーセージ作る時にいちばん美味しくできそうな工程をまとめますと。
- 生地はエマルジョン
- コンベクションオーブンFVX-M3A-Wでの乾燥は60℃20分(途中でソーセージを返す)
- スモーク(コンパクトスモーカー)は10分
- ボイルは70~75℃20分
- 氷水で冷却5分
ということになりました。
ソーセージ作りに2回、コンベクションオーブンFVX-M3A-Wを使ったのですが、スモークソーセージを簡単に作れるのがすごくいいです。
スモークソーセージの乾燥が簡単にできますし、上手にできます。いままで、ドライヤーや炭火や布団乾燥機を使っていたのですが、一番簡単で美味しくて、美しいスモークソーセージができました。
一度に乾燥できる量は500g程度と少なめですが、家庭でのソーセージ作りに使うにはいいと思います。
※ソーセージの乾燥に使った「家庭用コンベクションオーブンFVX-M3A-W」は当店で取り扱っていませんので詳細は「【送料無料】リクック熱風オーブン FVX-M3A-W ホワイト アイリスオーヤマ…」(楽天市場)でご確認ください。
※お店の方で業務用のコンベクションオーブンがある場合は上記レシピで作れる可能性があります。風が弱いと乾燥しにくいので風の設定がある場合は、風速を強でおこなってみてください。
コメント
ソーセージ作りを趣味としたいものです
燻製は住宅街で難しいためせめて乾燥くらいは行いたいなと思いますが
コンベクションオーブンが可能であればフードドライヤーはいかがでしょうか?
値段もお安く温度帯も35-68℃の調整が可能とのことです
これでソーセージだけでなく簡易サラミやジャーキーもいけないかなと考えています
他の用途としてアメリカではソーセージスタッファー(ジャーキーガン)にて味付けひき肉を絞り
合成ジャーキーをこのような商品を使って乾燥かけているようでした
シーズニングが手に入りにくいのもあり、もし可能であれば研究くださるとありがたいです
ソーセージ作りをご検討なのですね。
ご連絡ありがとうございます。
フードドライヤーのこと教えていただきありがとうございました。
じつは、使ってみようかと思ったのですが、
風が弱そうでどうなんだろうと思っています。
乾燥に時間がかかるという使用ユーザーさんのコメントなどもあり、
ソーセージの乾燥には風がよわいかな~と思っています。
買って使ってみたらいいのですが、買っても、
ソーセージの乾燥に使えなかったら、他にあまり使い道ないな~と思い躊躇していました。
でも、ビーフジャーキーの乾燥には使えるのですね。
購入を検討してみます。
シーズニングとはビーフジャーキーのスパイスのことでしょうか。
ジャーキー用のスパイスは美味しいものがあり、以前販売していましたが、管理が難しく現在は取り扱っていないのです。
このような状況です。