豚のバラ肉は脂が多く、その脂がとけやすいため、結着が悪く手作りソーセージには不向きだと過去の経験から思っているのですが、エマルジョンでは作っていませんでした。
また、昔よりソーセージ作りも上手くなっていると思うので、手練りとエマルジョンで作ってみました。
あと、結着剤として使ってみたいもの[大豆タンパク]があったので、それも合わせて作ってみました。大豆タンパクといっても、高野豆腐を使いました。
完成したのがこれです。
左:豚バラ肉固まりをミンサーで粗挽きにして、手練りで生地をつくったもの
真ん中:豚バラ肉固まりをフードプロセッサーでエマルジョンにしたもの
右:豚バラ肉固まりと高野豆腐の粉末をフードプロセッサーでエマルジョンにしたもの
手練りです。粗挽き肉がぼこぼこしています。結着はあまりよくなかったです。ふにゃふにゃしています。
真ん中の普通エマルジョンです。結着はまあまあという感じでした。ちょっと柔らかめですが、食感もよく、エマルジョンにしたらバラ肉でも美味しいソーセージが作れることがわかりました。
右の高野豆腐粉末を入れたソーセージです。見た目は真ん中の普通エマルジョンとかわりありませんが、固さがぜんぜん違います。固いというか、しっかりしています。高野豆腐はソーセージを固くしますね。結着しにくい(ボソボソソーセージ)ソーセージになりそうなものに使ってみて、結着をあげる効果があるか、今後確認してみる必要があります。効果ありでしたら、高野豆腐を入れたらぼそぼそソーセージになりにくいかもしれません。
あと、手練りにも高野豆腐を入れたら効果があるかも確かめなくてはいけませんね。すぐにはできないかもしれませんが、結果がわかりましたらブログでお知らせします。
それぞれを切ってみた写真です。エマルジョンは見た感じは違いがありませんでした。
個人的には普通のエマルジョン(真ん中)が好きでした。
左のふにゃふにゃソーセージも味は悪くありませんが、焼いたりゆでたりすると脂が流れ出てしまいます。
高野豆腐入りは、粉っぽい感じが若干します。
高野豆腐は1切れ?1枚?(高野豆腐の数え方ってどう数えるのでしょう?)を、ミルで粉末にして
肉400g+氷100gに入れました。フープロでの練りも固いみたいで、何度もフープロが止まってしまいました。
大豆アレルギーの方は食べられないソーセージなので、誰かにあげる人は少し気をつけてください。
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