ピリッと辛くてビールに合うソーセージと言ったらチョリソーですね。
チョリソーを結着剤を使わずに無添加で作ろうと試行錯誤をしていたのですがなかなかできませんでした。
唐辛子を加えると、肉が結着しなくなるのです。
ボソボソした残念ソーセージになってしまいます。
でもでも、ようやく無添加で美味しいチョリソーのレシピが完成しました!
「何度やっても上手くできなかった(T_T)」という方はこちらのレシピで作ってみてください。
無添加チョリソーの作り方
[材料(ソーセージ生地1,000g分)]
豚ひき肉 600g
豚背脂 200g
塩 30g
砂糖 30g
パプリカ粉末 20g
マイスターミックスパイス 6g
チリパウダー(韓国唐辛子の粉末(細)) 10g
ニンニクパウダー 4g
氷 150g(フープロで砕く)
水 50g(フープロ使用時に生地が固い時に入れる)
羊腸 4m(水で塩抜きをしておく)
※フードプロセッサーでエマルジョン生地を作っておこないます。
エマルジョン生地の作り方はパクモグドットコムの「ソーセージをプリッとさせるには」をご覧ください。
まず、塩、砂糖、スパイスなどを量ります。
この時、塩・砂糖・パプリカ粉末・マイスターミックスパイス・ニンニクパウダーは全部混ぜます。(材料Aとします)
チリパウダーのみ別に用意しておきます。
豚の背脂を半解凍状態で包丁で5mm角ぐらいにカットします。
けっこう時間のかかる地味な作業です。
肉に[材料A]を入れて軽く混ぜ合わせます。
フードプロセッサーで氷を砕き、エマルジョン生地を作ります。
一度に全部は入らないので、数回に分けて生地作りをおこないます。
完成した生地をボウルに入れ、そこに背脂とチリパウダーを入れて、ザックリ混ぜ合わせます。
空気を抜くようにして混ぜます。
あまり長時間、しっかり混ぜてしまうと、結着が悪くなりますので「まだちょっと混ざりが悪いなー」という段階で終了しておきます。
こんな感じ↓
あとは、普通のソーセージの作り方と同じで、腸詰めして、リンキングしてボイルして冷却して完成です。
こちらはバーベキューでチョリソーを焼いているところです。
2種類のソーセージがありますが、色が赤というかオレンジ色っぽい、細いソーセージが手作りチョリソーソーセージです。
焼き上がりました。
焼くと色が変わりますね。
ソーセージ中に見える白いものは背脂です。
コツは、
- しっかりエマルジョン生地を作ること
- 唐辛子は最後に混ぜ合わせること
です。
エマルジョン生地作りの時に唐辛子も入れてしまうと、結着が悪くなります。
あとは・・・
・スパイスはお好みで調節可能です。
・結構辛いのでお子様は食べられません。
・背脂は入れなくても作れます。
・手練りでは結着しません。
・焼いて食べるなら、乾燥・燻煙しなくても美味しいです。
・実は、作った後、真空パックして、冷凍すると、より美味しくなります。
以上です。
ソーセージ作りの参考にしてください。
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